みなさん、こんにちは!
「ダブル・ゴール・リーグ ~サッカー in 多摩~」 の吉武です。
本日は、昨日のつづき。
当リーグの特別ルール(第2弾!)をご紹介します!
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スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #29
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昨日のニュースレターでは、次の2つの特別ルールを紹介しました。
1. パワープレールール
2. ビルドアウト(リトリート)ラインルール
\昨日の記事はこちらから/

今日は、そのつづき。
3つ目の特別ルールです!
3. ヘディングの禁止
子どもたちの脳への影響を考慮したルールです。
アメリカでは全国で、イギリスでも多くの地域で、U12までのヘディングは禁止されています。
最近になって、ヘディングは脳に大きなダメージを与えることが分かってきたからです。
スコットランドの元プロサッカー選手を対象とした調査では、アルツハイマー病による死亡率が一般の人と比べ5倍にも上っていました。
特にディフェンダーが特に高く、逆にゴールキーパーは一般人との差はなかったのです。
クロスやロングパスをヘディングで跳ね返すディフェンダーに対して、キーパーはヘディングする機会がありませんから、この差が出たと考えられるわけです。

ヘディングをしてしまった場合の扱いですが、誰かが蹴ったボールが頭に当たってしまったなど、故意でない場合は、特に笛は吹かれずスルーされます。
故意と思われる場合は、ハンドと同様に扱われます。
ただし、直接フリーキックではなく、間接フリーキックです。
PKになることもないので、ご安心ください。
ゴールエリア内で守備側の選手がヘディングをしてしまった場合は、ゴールラインと平行方向に移動し、最も近いゴールエリアライン上の地点から、間接フリーキックで再開します。
(分かりにくい表現ですよね… 現地で説明しますので、ぜひ私に聞いてください。)
あとは、細かいところですが、ふたつ補足しておきます。
★ファウルスロー1回だけやり直せるルール
この年代、ファウルスロー、多いです。
初心者にはちょっと分かりにくいですもんね。
よって、ファウルスローがあった場合は、やり直しとします。
審判の方は、なにが良くなかったか、選手に教えてあげてください。
試合中にもルールを覚える機会があっても良いと思います。
ただし、2回続けてファウルスローをしてしまうと、相手ボールとなりますので、気を付けてくださいね。

★グリーンカード奨励しています!
グリーンカードって、ご存じでしょうか?
フェアプレー精神を発揮した選手に対して、審判が出す緑色のカードです。
例えば、次のようなプレーに対して提示されます。
・けがをした選手への思いやり
・ファウルや交錯するプレーがあった際の謝罪や握手
・スローイン、CK、GK、ゴールなどの自己申告
・問題となる行動を起こしそうな味方選手を制止する
・ピッチ上でのポジティブな態度
実はこれ、日本独自の取り組みなんです。
2004年に日本サッカー協会(JFA)が、子どもたちのフェアプレー精神やリスペクトの心を育むために小学生年代の試合に導入しました。
そして、2008年に始まった「リスペクトプロジェクト」により広がったようです。
世界に誇れる、すごく良い制度だなと思います。
審判のみなさまは、選手の良い行いを見つけてあげて、グリーンカードをバンバン提示しちゃってください!
―――★ お知らせ ★―――
■ 5月11日(日)のスケジュールについて
次回開催日は5月11日(日)@八王子市立鑓水小学校です。
● 第1試合 12:30~
鑓水SC U8 vs 三鷹JFC U8
●第2試合 13:30~
鑓水SC U9 vs 西湘LKFC
●第3試合 14:30~
砂川FC vs 八王子四小 U10
●第4試合 15:30~
鑓水SC U10 vs 西湘LKFC
当日の詳細は、↓コチラからどうぞ。

前回のニュースレターでお伝えしました通り、10:00~11:30にワークショップも開催します!
リーグ参加者は無料です!
せっかくの機会、出ないと損ですよー!
当リーグでは、「見ても楽しい!」を目指しています。
週末はぜひ、観戦にお出かけください!
昨日も言いましたけど、、
会場の近くに「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」があります。
試合の後には、ご家族で買い物なんていかがでしょうか?
それでは、フィールドでお会いしましょう!