みなさん、こんにちは!
「ダブル・ゴール・リーグ ~サッカー in 多摩~」 の吉武です。
4月19日に開幕を迎えた春夏シーズン。
今週末からは毎週開催となり、いよいよシーズン本格化です!
それに先立ち、本日は当リーグの特別ルール(第2弾!)の紹介です!
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スポーツを通じた子どもの成長を
考えるためのニュースレター #28
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リーグの取り組みとしての「3つの特別ルール」は、4/17配信のニュースレターでお伝えしました。
1. 全員に均等のプレーイングタイム
2. 暴言の禁止
3. アフターマッチファンクション
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今回は、サッカーそのもの、プレーに関する特別ルールを紹介します!
リーグに参加している方は、試合までに選手たちに伝えておいてください!
1. パワープレールール
ほとんどの方が聞き慣れないルールなのではないでしょうか。
これを知っていたら、かなりのサッカー通と言えるでしょう。
詳しい方は、前線に背の高い選手を入れて、ロングボールを蹴り込むやつかな?と思ったかもしれません。
試合終了間際で負けている時のトゥーリオですね 笑
あるいは、フットサルでゴレイロ(GK)が攻撃参加することもパワープレーと呼びます。
でも、どちらもちょっと違います。
このルールは、イギリスの一部で採用されているのですが、点差がつくとフィールドプレーヤーをひとり追加できるというもの。
当リーグでは、3点差がついた時点で、負けているチームは6人目の選手を投入することができます。
逆に、点差が2点に縮まったら、ひとりベンチに戻らないといけません。

こんな、ちょっとマニアックなルールを採用しているのにも、もちろん理由があります。
それは、点差が開いた試合よりも、接戦の方が楽しく、成長にもつながるから。
20-0の試合を想像してみてください。
きっと、勝ったチームは余裕だったでしょう。
たくさん点が取れて楽しかったかもしれませんが、努力や学び、チャレンジは少なかったのではないでしょうか。
一方の負けたチームはどうでしょうか。
努力はしたかもしれませんが、競技力に差がありすぎて、最後まで集中することは難しかったのでは。
自信をなくしたり、サッカーが嫌になったりする可能性もありそうです。
先日のニュースレターでお伝えしたダブル・ゴール・コーチングの「ELM」は覚えていますでしょうか。
E = Effort(努力)
L = Learning(学び)
M = Mistakes(ミス・失敗)→失敗しても大丈夫=チャレンジ
まさに、この「ELM」の観点から導入したルールです。
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2. ビルドアウト(リトリート)ラインルール
これは、日本でも一部の地域が取り入れているルールです。
「ゴールキックまたはGKがボールをキャッチした際は、相手チームはハーフラインまで下がらなければならない」というルールです。
小学生年代、特に低学年にありがちなのが、「ゴールキックがピンチ」という状況。
これを利用しようと、ゴールキックやキーパーがボールを持っている時にプレスをかけるチームがあります。
もちろん、ルールに則っており、悪いことではありません。
ジュニアのサッカーを良く知っている賢いチームとも言えるかも。
でも、これがサッカーというゲームの本質でしょうか?
点を取られ、キックをミスした選手が「自分のせいだ」とうなだれる…
それでは、サッカーが嫌いになってしまいますよね。
そんなことのないよう、このルールを取り入れました。

長くなってしまったので、本日はここまで。
つづきは明日配信します!
―――★ お知らせ ★―――
■ 5月11日(日)のスケジュールについて
次回開催日は5月11日(日)@八王子市立鑓水小学校です。
● 第1試合 12:30~
鑓水SC U8 vs 三鷹JFC U8
●第2試合 13:30~
鑓水SC U9 vs 西湘LKFC
●第3試合 14:30~
砂川FC vs 八王子四小 U10
●第4試合 15:30~
鑓水SC U10 vs 西湘LKFC
当日の詳細は、↓コチラからどうぞ。

前回のニュースレターでお伝えしました通り、10:00~11:30にワークショップも開催します!
リーグ参加者は無料です!
せっかくの機会、出ないと損ですよー!
当リーグでは、「見ても楽しい!」を目指しています。
週末はぜひ、観戦にお出かけください!
会場の近くに「三井アウトレットパーク 多摩南大沢」があります。
試合の後には、ご家族で買い物なんていかがでしょうか?
それでは、フィールドでお会いしましょう!